日本製甲手特集
「純国産甲手」は警察特錬関係者からの信頼が厚く、全日本剣道演武大会では八段の先生にもご使用頂くなど、全日本選手権出場選手にもご使用頂いています。
その訳は、日本の職人の技術が生み出す"高い品質に秘密があります。
甲手の開発には、創業25年の東山堂とお客様の厚い信頼関係を生かし、多くのお客様の声を反映し、有段者のスタッフの意見も組み合わせて行って参りました。
その結果、多くの方に大会や昇段審査といった剣道家の晴れ舞台でご使用頂けるようになったのです。
日本製と海外製の違いはパッと見た感じではわかりません。海外の工場では沢山の職人が数多くの商品を作っています。
弊社の海外工場では日本の職人が指導し、とても質の良い防具が出来上がっています。
大きな違いとして、海外の工場では、短時間で数多くの防具を仕上げる必要があるため、例えば甲手の頭を作る職人、筒を作る職人、肘を作る職人、それを組み上げる職人といったように、パーツごとに違う職人が作った物を組み合わせる生産方法になっています。
一方、日本の工場では一人の職人が頭を作り、筒を作り、肘を作り、組み上げています。機械刺と聞けば全部同じ物が出来上がるようなイメージですが、ミシンを使って縫っているのは「人間」です。型にはめて作るように同じ物が出来るわけではないのです。
甲手頭の形、筒や肘の形状、ごくわずかですが一つ一つ形が異なり、さらに芯材の状態、革の状態、同じ素材の物でも一つ一つ違いがあります。日本の職人は、その違いを見極め一人で一つの“甲手”を作るのです。
このような製造方法は時間がかかるため、1日に1人の職人が甲手製造できる数量には限りがあります。しかし、その中で適正な利益を確保しないと職人は育っていきません。
そのため、純国産甲手は海外製の甲手と比較すると高価なものになります。
高価なものにはそれなりの理由がございます。
"百聞は一見にしかず"実際にご使用頂き、その理由を理解していただければ幸いです。