古き良き伝統を踏襲しながらも、最先端の素材・技術を取り入れ、お客様にお喜び頂ける商品の開発・製造に邁進致しております。
東山堂の武道用品をはじめとする西陣仕立ての製品はこの京都西陣にある自社縫製工房にて製作されており、和装職人の熟練した業で一着一着丹精を込めて仕立てております。
東山堂 西陣本店の横にあるみやこ武道衣の工房では古来より武道用に使われております藍染めの生地や打ち水・キュービックセンサーなどの新素材を使った武道用品の開発・製造を行っております。
武道では着付けが重要視されることを理解した上で、より使いやすくより美しい着装と体捌きを
実現できる武道衣・袴の製作を探求しております。古き良き伝統を踏襲しながらも、最先端の素材・技術を取り入れ、多くのお客様にお喜び頂ける商品の開発・製造に邁進しております。
生地の上に型紙を置いて印を付けて裁断の準備をしているところです。
武道衣・袴製作の最初の工程です。
ここからこだわりの武道衣・袴の製作が始まります。
こちらでは一枚一枚この工程から心を込めて製作を始めております。
重量感のある着装を好まれる方や軽量タイプを好まれる方、汗が多い夏場や静電気が発生しやすい冬場といった季節的なものまで用途や要望に合わせた様々な生地を取り扱っています。
裁断した生地をミシンで縫い上げていきます。
製品は基本的にミシン縫製を行なっております。
縫製を単に縫っていくというだけではなく、美しいステッチを心掛けております。
縫製職人が生地の特性を認識した上で、その生地にあったミシン、糸、縫い方を選んでいます。
「ものづくり」に対する東山堂のこだわりが、武道衣製作の裁断・縫製の技術の随所に込められています。
特殊な縫製が必要な製品、ミシンで縫製出来ない箇所や、特に精密さが必要な箇所は手縫いにて縫製を行なっております。
袴紐は芯にこだわり、素材に合わせて芯材の厚みを調整し、常に腰の入った締め心地を維持できるよう作製されています。
弊社工房ではその武道の特性を活かす為、袴の製作に於きましては、股上の深さや帯の強度・長さを探求し、より使いやすくより美しい着装や体捌きを実現できる様に探求致しております。
袴のサイズに合わせて腰板の大きさを変えることで体によりフィットする様に考えて、製作されています。
腰板は合気道袴にはゴム、剣道・居合袴等にはプラスチックを使用しております。
腰板にもその武道の特性を生かせるようにこだわりの素材を厳選して使用いたしております。
「美しい着装」が実現出来るよう、折シワを最小限に抑えられるように、部品一つ一つに丁寧にアイロンを掛け、型崩れを防ぐ仕付け糸を付けて完成です。
裁断から仕上げまで、和装職人の熟練した技で一着一着丹精を込めて仕立てております。
お客様が最初に手に取られた時、常に感動して頂ける
商品を作って参ります。
東山堂では使用者の視点に立った仕立てをする事を重視しております。
商品を開発するにあたっても、武道経験者のスタッフや使用されるお客さまの声を幅広く取り入れ、充分に試作を繰り返して商品化いたしております。
これからも新しい素材やこだわりの素材、また新しい製法をどんどん取り入れ、お客さまにお喜び頂ける商品作りに勤めて参ります。